思いを伝えるには思料(思量)と思慮の使い方はどっちが正しい? | logru(ログる)

思いを伝えるには思料(思量)と思慮の使い方はどっちが正しい?

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どうも、モリシル(@morishiru)です!

先日、社内でレポートを提出したのですが、そのさいに”思料します。”と記載していたところ、「これは、”思慮”します。でしょ。はい、訂正!」と言われました。

文書は「〇〇の件については、前述の意見のとおりかと思料します。」と書いていたのですが、今までの会社経験のなかでここを指摘されたことはなかったので、調べてみました。

そもそもの「思料」「思慮」の意味は?

便利なWeb国語辞典の登場です。

思慮については以下のとおりです。

し‐りょ【思慮】 の意味

[名](スル)注意深く心を働かせて考えること。また、その考え。おもんぱかり。「思慮が浅い」「思慮に欠ける言動」

出典:デジタル大辞泉

フム。では、思料はどうなっているのでしょうか。

し‐りょう〔‐リヤウ|‐レウ〕【思量/思料】 の意味

[名](スル)いろいろと思いをめぐらし考えること。思いはかること。

「とりとめのない、―にふけりだした」〈芥川・芋粥〉

出典:デジタル大辞泉

そもそも、「思料」=「しりょ”う”」で、「思慮」=「しりょ」になっていて、”う”が入るか入らないかも違いますね。

また、思料よりも、思慮のほうが「注意深く心を働かせて~」という部分で、より深く考えている感じがあります。

しかし、両方とも名詞かつ、語尾に「スル」がつくことで、名詞+動詞の使い方をすることができるようです。

今までの自分の使い方

そもそも、思慮はそんなに使ったことがないのですが、想像するに「思慮深い」や「思慮がある」など、名詞的な使い方を主にするかなと思っています。

また、思料については、思量を使ったことはないのですが、一番最初に書いたとおり、「~であると思料する。」や「~と思料します」など「思慮+動詞」の使い方をしていました。

そのため、「~と思料。」という使い方はしたことがないです。

google検索様に聞いてみよう。

「思慮 使い方」で検索すると、26万ページもの情報がありますが、ここで、気になったのは一番下の「もしかしてこれかもワード」

 

なるほど、法律用語なのかもしれないですね。ポチっと押して、次の関連キーワードを見てみると、

でました。「思料 銀行」!

はい、私銀行出身です。そういえば、思い出しました。昔ローンを組む際に、「稟議書」というものを記載して、上司やえらい部署の承認を得るのですが、「支店意見」という欄がありました。ここに、思いのたけをぶつけて、この人は属性が悪い(借金が多いとか、転職したばっかり)だけども、すごいいい人だからお金貸したい!という事を書きます。

ただ、その意見欄がとても小さいんです。たぶん普通の字の大きさで書くとtwitterより書けないと思います。だから、少しでも字数を減らすために、「~と私は考えます。」を「思料する。」という言葉に置き換えてました。

また、官公庁でもよく使われるようで、滋賀県庁の”「役所ことば」改善の手引”にも、思料(思量)の記載もありました。

滋賀県庁「役所ことば」改善の手引き-pdf

滋賀県庁の手引きによれば、思料(思量)は、「考える」「判断する」という言葉に置き換えなさいと記載されています。

結局のところ

思料するという言葉は、ある特定業界の専門用語チックに使われていて、「思料する」という言葉自体は普通には使わないことが分かったので、一般的な用語への言い換えとしては、「~と考える」「~と思う」などのような言い回しがいいのかもしれません。

なので、思いを伝えるには「思料」を使ったほうがよさそう。だけど、普通に使わないほうがよさそう。という結論でしょうか。

あくまでも個人的な使用方法の感想です。

他にも銀行や法律用語で、「架電(かでん)する」などという言葉が使われていますが、これは普通にいいませんよね。

同じ日本語でも育った環境が違うと、文字の言い回しも考えないといけないのですね。ちょっとカッコつけて文章を書いていたので、これからは改めます。

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